気遣いの判別(2婚活目-6)

2婚活目・あかりさん

やり取りを続ける内に、

「そろそろお会いしませんか?」

そう言われた。

僕もそろそろ言おうかなと思っていたので、タイミング的には申し分なかった。

ただ今回はお互いに住んでいる場所が少し離れており、車で片道2時間弱かかってしまう。

僕は電車で行こうと思っていたので、

「あかりさんの住んでいる地域まで行きますよ」

と言ったのだが、

「中間くらいでお会いしませんか?」

そう返信が来たのでお言葉に甘える事にしたが、中間と言っても本当の意味での中間地点にしたら若干セコい気がしたので、僕が気持ち遠くまで行くという事で話しをまとめた。

今回みたいに距離が離れていた場合、基本的には男性側が女性側の方へ行くか、若しくは中間より少し女性側の方へ行くのが普通だろう。

今回のようにこちらが行くと伝えた時に、中間で会う事を提案してくれた事にはあかりさんの気遣いを感じる。

もちろん最初から行くつもりなので、何も言って来なくてもそれはそれで構わない。

ただその優しさが嬉しかったのである。

今回も相手の顔は分からないが、

(どんな人かな?)

と、想像を膨らますのもまた、顔写真無しでの出会いの楽しみの1つなのだ。

外見は気にしないと言ったのはもちろん嘘ではないが、どんな人なのか楽しみにするのはまた別の話しである。

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