遠回しにさようなら(4婚活目-17)

4婚活目・さとみさん

一旦今の状況を整理した後に、他にやり取りをしている人がいるのか聞かれた事について考えてみた。

これから僕が取る行動としては2パターンである。

1つ目は、ここでもし僕がやり取りをしている人がいないと言ったパターン…この場合は現状と変わらずまた保留状態が継続されると思われる。

だが、ここまで引っ張られているので、遅かれ早かれフェードアウトされるのではないだろうか。

2つ目は、僕がやり取りをしている人がいると言ったパターン…この場合は即座に終わりを告げられる気がした。

何故そんな気がしたのか?というのを文字で伝えるのは難しいが、これまでのやり取りの中で、保留状態にされてはいるものの、どうも終わらせたがっているような気がしてならない。

もちろん勘違いという場合もあるが、さとみさんはやり取りを終わらせたいというのを言いにくいと思っていて、ハッキリと返事をしないまま時間を稼ぎ、こちらから諦めるのを待っているのかもしれないと思ったのだ。

つまりは遠回しにさようならと言っているのと同じで、結局どちらを選択したとしても終わる事には変わりはないと思ったのである。

僕がこの現状の空気を読んで、行動に移すべきなのかもしれない。

そう思った僕は確信のないままではあるが、行動に移す事にしたのだ。

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