会って会話をする時と電話をする時の声の聞こえ方は違う…それは当然の事なのかもしれないが、それ以上に気になったのが、声のトーンである。
心なしか…いや、明らかに前回会った時よりも声が高い。
例えるなら、何処かのコールセンターに電話した時のオペレーターの女性の声のようだったのだ。
少し説明が悪かったかもしれないが、オペレーター対応をされた…という意味ではなく、いわゆる地声とは違ったのである。
あくまでもこれまでの経験上の話しではあるが、実際に会って話している時は普通の声…つまりは地声で話している人でも、電話で話す時には声のトーンが高くなる女性は多かった気がする。
これが何を意味するのか?と聞かれたら僕には分からないのだが、この件に関しては正直どうでもいい話しなのだ。
そのどうでもいい話しを長々と話してしまったが、ある意味では、違った一面を見る事が出来てラッキーと捉える事が出来ると思う。
…とまぁ、そんな感じで始まったりささんとの電話だが、
(これから何を話そう?)
と考えていた…そう、予め話題を用意しておいた訳ではないので、進め方に困ったのだ。
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