電話の入り方によるその後の展開を紐解く(5婚活目-151)

5婚活目・りささん

この突然の電話…というパターンは、あくまでも婚活相手との電話であって、日頃から親しくしている友達などには当てはまらない…という事を先に言っておく。

りささんからの突然の電話がかかり、

「あっ、いきなり電話してごめんね」

という言葉から始まった訳だが、この言葉を聞いた時点で十中八九約束の事についてだなと察した。

というのも、最初の

「あっ」

というこの言葉、咄嗟に出た言葉であるのは間違いないだろうが、基本的に何か言いづらい事がある時に多用される傾向にある。

わ「急にどうしたの?」

用件は大体分かってはいたのだが、ここで

「約束ダメになっちゃった?」

と、こちらから言うのは相手からしたら見透かされているようで嫌だと思ったので、あえて何も言わない事にしたのだ。

り「実は、約束してた日がダメになっちゃって…」

申し訳なさそうに言ってきたし、ラインではなくちゃんと電話して来た事に律儀な面が見えていたので、りささんにあまり気にしないように言った。

わ「そっかぁ、でも用事出来たなら仕方ないね。分かったよ」

り「本当にごめんね。それでね…」

(断るだけじゃなくまだ先があるのか?)

そう思うと、僕は身構えた。

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