一通り買い物を終えた後は僕の家へ…レンタル屋で映画を借りて…という流れでも良かったのだが、僕は某動画見放題の契約をしているので、それを利用すれば充分だと判断してそのまま家に向かった。
り「何か緊張するね」
本当に緊張していたのかどうかは分からないが、りささんでも緊張したりするのか…と、少し意外な面を見れたと思う。
り「あ、猫ちゃん」
僕は普段家に居ない時は猫はサークルの中に入れている。
留守の時に思わぬ事故が起きてもいけないし、最近ではドアを開ける…という荒技を覚えてしまったので、帰って来たら部屋がめちゃくちゃ…という状況は避けたいのだ。
特に寝室には猫は絶対に入れないので、それを防止する意味でも、家の中で常時放し飼い…とは出来ないのである。
僕のキレイに片付けられた部屋の感想はなく…いや、まぁ、それが目的で片付けた訳ではないので構わないのだが、りささんは猫に夢中となっていた。
ただ、仔猫の時に保護してからこれまでに、僕以外に人に関わる機会が無かった為か、とても警戒していたようで、時折
「シャーッ」
と威嚇もしたりしていたので、慣れるまでには結構時間がかかると思う。
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