喜びのガッツポーズ(1婚活目-8)

1婚活目・ゆうこさん

ゆうこさんに会いませんかメッセージを送ってから1時間…待ちに待った返信が届いた。

「はい、是非会ってお話ししましょう」

(やった!)

僕は心の中でそう思いつつ…いや、実際には声に出していたのかもしれない。

それに加えてガッツポーズまでしていた。

ここで1つ補足しておこう。

ゆうこさんと僕は同じ県で、実は住んでいる場所も近かった。

近いと言っても車で1時間といった距離だろうか。

アプリでは、住んでいる県は表示される…すなわち、自分の住んでいる県と同じ県の人を探せる訳だが、その県の中のどの辺りに住んでいるのかは分からない。

プロフィールに書いてあれば別だが、そうでない場合は基本的にはマッチング成立後のメッセージのやり取りで聞かなければ分からないのだ。

今回は偶然にも近い場所だったので、会おうと思えば比較的簡単に会う事が出来る。

肝心の顔合わせの場所についてだが、これはやはりこちらが向こうへ出向くのがセオリーだろう。

相手が遠慮気味であれば中間地点でも良いが、基本こちらが行く姿勢を見せておく事が大事だと思う。

僕はまずその事をメッセージで伝えた。

「僕の方がそちらへ行きます」

そう送ると、

「ありがとうございます。ならお店の方は考えておきますね」

こちらから向かうにしても、お店の段取りもこちらがした方が良いのでは?と思ったが、もしここで、

「お店は僕が探しておきますよ」

とでも言おうものなら、ゆうこさんが探すと言っているのに、悪気があるつもりでなくとも変な誤解を招きかねないので、ここはお言葉に甘える事にしたのだ。

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