見えざるものの楽しみ方(5婚活目-1)

さとみさんと終わるまでの間に新しい人とのマッチングは成立してなかった…いや、探してもいなかったのだが、新しい出会いを求めてアプリ内で検索を始めた。

今回はアバター機能がある方のアプリを使って、新しい女性とのマッチングに成功した。

まぁ正確に言えば２つのアプリを使ってイイねをしたのだが、マッチング出来たのがこちらのアプリだったという話しである。

僕自身顔写真を設定していないので、お相手も顔写真が無い人を選ぶのだが、このアバター機能によってある程度の雰囲気は掴む事は出来る。

そうは言っても実際に参考になるのは髪型くらいのものだが、長いのか短いのかはアバターで一目瞭然なのだ。

今回の女性はりささんという保育士さんで３５歳、年上である。

年上や年下又は同い年でも関係はないのだが、数人にイイねしてみてマッチング出来たのがたまたま年上だったのだ。

顔写真があればどういう人か会う前に分かるのだが、最近の写真編集機能は恐ろしく優れていて、会ってみたら別人…というような事は日常茶飯事に思う。

アバターだともちろん本当の顔は分からないものの、

(こんな人かな？)

など想像を働かせながら楽しむ事が出来る。

ただ、勝手なイメージでその人を作り上げてしまうと、実際に会った時とのギャップが生じてしまうので、過度な期待だけはしてはいけない。