タコ、チーズ、イカ、エビなどいろいろな具材を用意してたこ焼きを作る。
あまりお店では食べれないようなたこ焼きを作れる…というのは、タコパならではのメリットであり、同じ具材ばかりではない…というのは、それすなわち飽きにくい…という意味でもある。
り「あ、私やるから良いよ」
僕がたこ焼きをひっくり返そうとしたら、りささんがそれを止めて来た。
気遣って止めて来たのか、それとも僕がやったら変になる又はタイミング?が違ったのかは分からないが、言われた以上ボーっと見ながら待つ事にしたのである。
当初は2人で共同作業…なんて想像したりもしていたのだが、僕は待つのみの作業となってしまい、少しだけ残念な気はした。
まぁ、楽が出来る…というメリットはあるのだが、りささん1人に任せきり…というのが悪い気がしたのだ。
焼き始めてからもりささんの手際の良さは変わらず、美味しそうに焼き上がった。
り「はい、どうぞ」
わ「ありがとう」
アツアツのたこ焼き…そしてりささんとの会話…どちらも楽しみながらタコパを満喫したのである。
大体30個は作ったたこ焼きを2人で完食…りささんは相変わらずよく食べるな…と思いながらも、僕も同じくらいは食べていた。
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