ある日の事、仕事が終わってから家でのんびりりささんが帰って来るのを待っていたら、しばらくすると帰って来たのだ…が、どうやら1人ではないらしかった。
玄関から女性2人の声が…1人はりささんだが、もう1人は聞いた事のない声で、リビングの方へやって来ると、見た事のない女性だった。
り「同じ職場の子が遊びに来たんだけど大丈夫?」
そう僕に聞いて来たが、
わ「いや、大丈夫じゃないよ」
なんて言えるはずもなく、
わ「大丈夫だよ」
というしかなかったのである。
まぁ、驚きはしたものの、いきなりりささんの職場の人が来たからといって、特に嫌な訳でもない…が、連絡しておいてくれたら何かしらの準備が出来たので、連絡はして欲しかった。
幸い家にはそれなりの食材や飲み物、その他お菓子などあったので、それでおもてなしをしようと思ったのである。
おもてなし…と言っても、料理はりささんと同僚の人が作ったし、結局僕に出来る事は何もなく、食事会へと突入した。
同僚の女性…歳はりささんと同じくらいで、僕は初対面…という事もあり、少し緊張…というか、慣れるまではあまり積極的には話しかけれない…と思っていたのである。
ただ、僕はこの場ではただの脇役のようなものなので、そういう心配もそこまではなかった。
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