とある平日の夜に、りささんから電話がかかって来た。
前は急に電話がかかって来たら驚いていたが、あれから特に用事が無い場合でもちょこちょこ電話をするようにはなっていたので、この日もそんな流れだろうと思っていたのだ…が、ちょっと様子が変だった。
話しを聞くと、どうやら仕事でミスをしたらしく、前にも同じような事で話して来た事があったのだが、誰かに聞いて欲しい…と思っていたのだろう。
ここでやってはいけないのは、変な上から目線のアドバイスや、話して来た事に対する否定である。
そもそも僕とりささんとでは仕事の職種も全く違う…という事は、仕事面でのアドバイスなどは、仮に思った事があったとしても、自分がそういう職場で働いた事が無い以上、下手な事は言わない方が無難なのだ。
言うまでもないが、
「それはダメだね」
みたいな否定するような事も言ってはいけない。
りささんの話して来る事に同調しつつ、聞き手側に回る事に徹する…というのが、ベストな対応と思われる。
結果的には何の力にもなってあげられてないが、相手が何か意見を求めて来たりしていない以上は、りささんの気が済むまで話しを聞けば良いだけなのだ。
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