次の約束は出来なかった…それすなわち向こうからも誘って来なかったという事だけど(5婚活目-186)

5婚活目・りささん

30分待ちからのカフェ…何というか、やっと入れた…という事もあって、達成感のようなものがあった。

後ろにも待っている人は沢山いたので、カフェと言えどあまり長々と居座るのは得策ではない。

程よく休憩をして、この日はこれで解散の流れとなった。

沢山話しはしたが、結局次の約束をする事はなかった…が、毎回

(次の約束をしなきゃ…)

と、頭の隅に置いたまま遊ぶのは、そればかりを意識してしまいそうだし、考えないようにもしていたのである。

なので、約束出来なかった…というのとは違って、無理に約束をする必要もない…と思っていたのだ。

りささんからもお誘いは無かったが、もちろんそれを期待していた…という訳ではない。

後日でもラインで誘えば良いし、知り合ってすぐ又はマッチング後みたいに

(次へ繋げないと)

という思いも今はもう無いのだ。

そう言いつつも、少し前の自分は、

(誘わなきゃ)

と考えていた時期は無かったのか?と言われるとそれは嘘になる。

家に帰ってからは、いつも通りこの日の事を振り返り、何か落ち度は無かったか思い返していた…という矢先にりささんから着信があったのだ。

(ついさっきまで会っていたのに何の用が?)

そう思いながら僕は通話ボタンを押した…。

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