待ちに待った告白の返事…タイミングによっては結果が予想出来るのかもしれない(5婚活目-221)

5婚活目・りささん

ずっと聞きたかった告白の返事…それが今聞けようとしている時、僕はホッとしていた。

ただ、ホッとしたのも束の間、その感情はすぐさま別の感情へと移行する。

そう、結果次第では、最悪なシナリオとなってしまう可能性もあるからなのだ。

しかしながら、このタイミングで…というのがポイントで、冷静に考えると、この後にまだディナーの約束がある…という事は、普通に考えてお断りをするなら帰り際…というのがベストなタイミングとなり、それ即ち、その前に言って来た…ならば、OKの可能性が極めて高いのではないだろうか。

まぁ、りささんの様子がおかしい時に瞬時に考えついた事なので、もちろんそれが正しいのかは分からないし、いくら可能性が高い…とは言っても、ここでお断りをして更にディナーもお断り…というダブルパンチな展開になる可能性も残されてはいた。

だが、ディナーのお店の予約をしているのはりささんも知っているし、そう考えると期待してしまう自分がいたのである。

り「返事遅くなってごめんね。ずっと考えてて」

わ「いや、気にしなくて良いよ」

り「実はわらびくんに話してなかった事があって…」

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