振り返ってみてもこの時に言った正確な言葉は思い出せない。
急な告白ではなく予め予定していた事であっても緊張はするし、正確な言葉を決めていた訳でもなかったので、その場で考えたような言葉になってしまっていたのだ。
ただ、回りくどい告白…つまりは、
(用件を早く言えよ)
そう思われるような告白だけはしたくなかったので、ストレートに
わ「付き合って欲しいんだけど」
と伝えた。
もちろんその前に好きという事は伝えてある。
りささんの話しの最初の方にしか書いてないので忘れているかもしれないが、彼女はとても美人なので、そんな美人に告白する…という事は僕の人生の中では初めての経験なのだ。
今まで美人な人と知り合うキッカケがあっても、
(交際するのは無理だろうなぁ…)
と、思い込んだりしていたのである。
では何故今回は思い切った行動を取ったのか?
それはもうそんな事は関係なく、りささんの事を本気で好きになってしまったので、なりふり構っていられなかったのである。
車の中での告白だったのでお互いの距離は近く、かなり恥ずかしかったが…。
コメント