誘われたら断れない…もちろん嫌ではないのだがそういう空気ってある(5婚活目-241)

5婚活目・りささん

海に到着…当然の事ながら、泳ぐにはまだ早い季節だし、サーフィンをやったりするような海ではないので、海の中に人がいるような事はなかった。

ただ、少しずつ暖かくなって来ているのもあって、砂浜にはチラホラと人がいて、カップルや家族、後は釣りをしている人もいたのである。

わ「あそこ釣りしてるね。何が連れるんだろう」

り「今は青物も釣れるし、場所によってはイカとかもありかな」

わ「イカかぁ。イカ良いね」

スーパーで買えば手っ取り早い…というのは分かっているのだが、獲れたてのイカを調理して食べてみるのも良いなと思った。

り「じゃあ今度イカ釣り行ってみる?」

そう言って来たりささんの表情は、期待の眼差し…というか、行きたそうな雰囲気だったので、

わ「うん。行こう」

と言ったのである。

まぁ、いきなり魚…というより、イカくらいから始めて海の生物に慣れる…というか、釣りに慣れ始めるのが良いかなと思ったのだ。

とはいえ、あまり知らないのだが、イカは普通の魚釣りとは違い、竿を投げて放置…みたいな感じではなく、竿の操作が必要となるらしいので、もしかしたら初心者には難しいのかもしれない。

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