飲み会(女子会)は大いに盛り上がりを見せて、気付いたら日付が変わろうとしていた。
時間も時間だったので、眠たくなり始めていたのだが、女性陣はお酒を飲んでいるにも関わらず元気だったのである。
というか、全員が泊まる事になったのは良いとしても、5人分の布団は用意出来ていない…というか持っていないし、かといって布団使える人と使えない人を分ける訳にもいかない。
その辺りは布団の向きを変えたり毛布やブランケットでカバーする事になる。
結局僕が起きていた…いや、ボーっとしながらも記憶が残っていたのは2時くらいまでで、その後は寝てしまったのだが、ふとその後起きた時に目の前を見て驚いてしまった。
なんと、りささんの友達の内の1人の女性の顔が目の前にあり、今にも当たりそうなくらいの距離だったのだ。
(危ない)
と思いながら起こさないようにその場を離れ、肝心のりささんは何処にいるのか…と辺りを見回してみると、少し離れた所で友達と寄り添うように寝ていた。
みんないつまで起きていたのかは分からないが、全員寝てしまっていたので、つきっぱなしになっていた明かりを消して、また寝よう…と思ったのだが、驚いた反動があってか、なかなか寝付けそうにはなかったのである。
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