後から考えると、この日ゆうこさんが話していた事を半分くらいしか覚えていない。
というのも、前の記事で話したように、ゆうこさんが積極的に話しかけてくれて、その全てを覚えるのは不可能だったのだ。
それくらいよく喋る女性で、
(日頃からこれくらい喋るならモテそうだけどな)
と思うくらいだった。
ただ喋るだけではなく、その内容もこちらが返事をしやすいような内容だったり、聞くだけでなく話しやすいという感じだったのだ。
ただ、基本的に聞き手側に回っていたのは間違いなく、こう書けば
「それで話しやすいと言えるのか?」
と思われそうだが、基本聞き手の時々話すくらいが自分には合っているのかもしれないと思ったのだ。
ただ会話の内容が、お互いのプライベートな内容とは少し違った。
つまりは、会話は途切れずに続いているものの、お互いの事を知るという意味では特に進展は無かったのだ。
まだ1回会っただけなので、そこまで急ぐ必要も無いと思い、この場では進展という事について深くは考えなかった。
そう、僕らはまだ出会ったばかりなのだから。
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