初めてのりささんとの初詣…まぁ、そんなに何回も会っている訳でもないので基本毎回初めて…という場合が多いのだが、2人でお詣りを済ませておみくじの場所へとやって来た。
り「おみくじ引きたいな」
わ「昨日は引かなかったの?」
り「昨日末吉だったからやり直し(笑)」
僕は既に前日に大吉を引いているので、ここでまた引いて大吉以外が出たら…というか、普通にその可能性は高いと思われる。
わ「そうなんだ。僕は大吉だったからどうしようかな」
り「あー、それは引かない方が良いよ(笑)」
りささんの言う通り普通に考えると確かに引かない方が無難だろう。
一緒に楽しむ…という事は出来ないが、僕はおみくじを引かずにりささんの結果を見届ける事にしたのだ。
り「引いて来たよ」
わ「どうだった?」
り「大吉だったよ」
わ「おー、良かったねぇ」
り「これで良い方に書き換えだね(笑)」
彼女を見ていると本当に嬉しそうで、そういう素振りを見ると、こちらまで嬉しい気持ちになる。
要は、喜怒哀楽の共有?に近いものがあって、まだ本当の彼女ではないが、いつかそうなった時も、こうして共に分かち合いたいものだ。
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