わらびの50%婚活物語

りささんが週末に家に遊びに来る事が決定した。 前々から話していた事なのでそれはいつかは来る…と思っていたのだが、正式に決まったので準備に取り掛かる事にしたのだ。 まぁ、準備…と言っても掃除や飲み物やお菓子くらいで、タコパに使う...

現状のお付き合いのままでも特に問題はない…が、そろそろお付き合いの仕方…距離感と言えば良いのだろうか…その辺りの事について考えるようになった。 キッカケはラインのやり取りについてだが、これについてわざわざ話し合いをするのも、やり取り...

ある日、りささんからラインの返事が来なくなった。 まぁ、来なくなった…と言ってもわずか１日…という短い期間なのだが、交際前にも同じような事があったし、特に慌てるような事はない。 来なくなる理由について、こちらに何か非があったの...

りささんとの交際は今のところ、何の問題も無く順調に進んでいる。 普通に交際を続けていくだけなら、おそらくこれからも順調に…いや、もしかしたら時には喧嘩になったりする事もあるかもしれないので、そうなった時にどんな感じになるかは分からな...

とある平日の夜に、りささんから電話がかかって来た。 前は急に電話がかかって来たら驚いていたが、あれから特に用事が無い場合でもちょこちょこ電話をするようにはなっていたので、この日もそんな流れだろうと思っていたのだ…が、ちょっと様子が変...

僕の家にはまた今度…となり、そのままの流れで解散となった。 家に帰ってからもいつも通りラインをしたのだが、やはりデート後のラインは盛り上がる。 その日にあった出来事について振り返ったり、次は何処行こう…みたいな話しにも発展する...

食事も終わり、この日の流れや時間的に解散…となる予定だったのだが、お店を出た後にりささんが、 り「猫見に行きたいんだけどダメ？」 と言って来たのである。 ここで言う猫とは、僕の飼い猫の事であり、つまりは僕の家に来たい…と...

遊んでいた最後に、地元で人気の焼き鳥屋さんで食事をする事にした…いや、する事にした…というか、事前に予約はしていた。 その時に以前交際していた人について…つまりは僕の過去の恋愛話しになったのである。 り「今まで付き合った人で結...

猫カフェではりささんの写真を何枚か撮りながら、本来の目的である猫とも遊んだ。 その後にちょっとした地元の観光地へ行き、そこで２人で写真を撮った訳だが、スマホに最初から入っているカメラアプリではなく、いわゆるキレイに写るカメラアプリで...

猫と遊んでいるりささんを撮りたい…ふとそんな事を思った。 思い返してみれば、りささんと写真を撮った…という行為が無いに等しい為、僕にとっては意外にもハードルは高い。 一緒に撮ろう…ならまだしも、りささんだけを撮影する…となると...