一通り話しが終わった後はテレビを見ながらボーっとしていた。
途中何気ない会話を挟みながらのんびりとしていると、気付けば夜が更けていき、ふと横を見るとりささんが寝てしまっていたのである。
最初はどうすれば良いのか分からなかったのでしばらく放置していたのだが、僕も眠たくなって来たし、そろそろどうにかしないと…と思ったのだ。
このまま一緒にリビングで寝る…というのは、昼寝ならまだしも、長時間寝る…という訳にはいかなかったし、かといってりささんをこのままにして自分だけ寝室へ…というのもダメだろう。
とりあえずりささんを寝室に連れて行く為にお姫様抱っこ…は落としたら大変だし、普通にそんな事をしていたら目を覚ます…からの僕がりささんが寝ている間に変な事をしようとしたと誤解されてしまうリスクさえある。
まぁ、誤解されたとしても恋人という関係上問題は…いや、やはり結果に問題はなくともりささん自身がどう思うのかはまた別の話しだろう。
僕はりささんを起こして寝室へ一緒に向かい、そこから眠りについたのだ。
お出かけしていた疲れもあってか、この日はグッスリと眠る事が出来たのである。
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