帰るのが惜しいと思うのは恋の始まりなのかもしれない(5婚活目-68)

5婚活目・りささん

り「こちらこそありがとう。また遊ぼうね」

また…という言葉は社交辞令で使う事も当然のようにあるのだが、ここはもう次もあると信じたい。

というのも、この別れ際の時点で僕はりささんの事が気になっていたのだ。

いや、元々気にはなっていたので、好きになったという方が正しいだろうか。

帰るタイミングを模索していたものの、内心ではまだ帰りたくないと思っていたのかもしれない。

なので、正確に言うならば、帰る言葉のタイミングを探していたというよりは、その言葉を発する事を無意識のうちに避けていたのである。

ここまで来れば、

(いや、まだ好きとかではないな)

と思うのは不自然であり、自分は好きなのだと素直に認識する事が大切だろう。

そうする事によって、この先ずるずると引っ張るという行為もしなくて済むし、タイミングを見計らい告白も視野に入る。

ただ、現時点での告白というよりは、出来ればもう1回会ってから、何か決め手が欲しいなとは思っているのだ。

少し慎重になりすぎているのかもしれないが、好きになり始めた気持ちをもう少し大きくなれば…つまりはりささんと絶対交際したいと思えるようにしておきたいのである。

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