温泉の後は楽しみにしていた食事…どんな料理が出て来るのかワクワクしながら待っていると、海の幸をメインとした各種料理が次々と運ばれて来た。
お酒は…僕は飲まないがりささんは飲むみたいで、たまにこういう機会の時には飲みたくもなるのだろう…いや、何だかんだでりささんは結構いつも飲んでる気もするが、いつもより更に美味しく飲めるのではないだろうか。
僕もこういう時くらいは飲もうかな…と考えたりもしたのだが、りささんが
「無理して飲まなくても良いよ」
と言ってくれたので飲まない事にしたのだ。
ただ、飲んだ時のりささんは凄くテンションが高くなって来て、ついていけない…とまではならないものの、若干戸惑ってしまう場面はあった。
「私のどんな所が好き?」
など、普段ではされないような質問もされたり、もしかしたら素の状態では聞きにくいような事もあったのかもしれない。
テンションを合わせる…という事は出来ないが、鬱陶しい素振りは決して見せないようにして、彼女が楽しければそれで良い…と思っていたのである。
彼女が楽しければそれで良い…とは言っても、もちろん僕も楽しんでいるし、せっかくの旅行…楽しまなければ損なのだ。
食事も終わりのんびりしていると、そろそろ就寝かな…という時間がやって来た。
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