最初の目的地…地元ではあまり見る事が出来ない大きさの滝へと向かった。
まぁ滝…と言うくらいなので当然平地にあるはずもなく山の中へと入る訳だが、今回は登山が目的ではないし、仮に歩いてそこまで向かえば、疲労で残りの時間を無駄にしてしまう可能性がある。
なので、近くまではタクシーを利用して、体力を温存しようと思ったのだ。
事前にどういう場所かを調べていたので、麓から徒歩でしか行けない…なんて所にある滝ではなく、近くまで車で行けるのは分かっていた。
滝へと到着した僕達は、流れる滝の様子を見ながらゆっくりする事にしたのだが、水飛沫の影響…があるのかは分からないものの、辺りは気温は低いような気がしたのである。
まぁ、早い時間に来た…というのもあって、まだ最高気温まで上がっていない…というのもあると踏まえたとしても、涼しいとさえ思えたのだ。
多分その場の雰囲気も関係していたのだろうが、しばらくこの場所に居たい…と思える程に居心地は良かった。
滝は下から見たのだが、滝壺周辺から流れている川の方にも目をやって、もしかしたら魚がいるかもしれない…と探してみたのである。
綺麗な水なので魚はいるとは思うが、残念ながら目視で確認する事は出来なかった。
池にしろ川にしろ海にしろ、僕は水がある場所では魚を探すのが好きで、泳ぐ姿を見ていると落ち着くのだ。
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