茶屋で充分な休憩を取り、次なる目的地へと出発…していた時に、道端に虫…バッタがいたのである。
僕は虫は苦手なものの、バッタくらいであれば、触ろう…とは思わないが、特に害も無いのも分かっているし平気…と言えば平気なのだ。
だがしかし、りささんはバッタ…というより、虫全般が苦手なようで、
「いやっ」
と声を上げながら僕に寄り添って来た。
バッタに限らず、夏になれば虫が大量発生する訳だが、今回のように少し田舎に出かけてしまうと必然的に虫との遭遇率は上がってしまう。
普通に歩いているだけでもカエルや蛇…まぁ、蛇にはあまり遭遇しないかもしれないが、ムカデとかはいるかもしれない。
りささんがこの調子なら、ゴキブリを見てしまった日には叫んでしまうだろう。
まぁ、ゴキブリを発見してしまえば、間違いなく僕も叫ぶ…とまではいかないものの、驚いて声は出てしまうかもしれない。
幸いな事に、僕の家ではゴキブリを見た事がない…いや、もちろん物陰に隠れていて発見出来ない場合も考えられるのだが、大掃除をした時にも、いた…と思われる痕跡は見つかってはいないので大丈夫だと思う。
もしかしたら猫を飼っているので、そのおかげ⁉︎なのかもしれない。
ゴキブリは別としても、子供の頃は虫とか平気だったのに、大人になると苦手になる…それはよくある事なのだろう。
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