わ「特に好きなタイプというのはないのですが、短気じゃない人が良いですね」
3婚活目のみほさんの時にも同じ質問をされたのだが、あの時と似たような返答をした。
そして今回は好きなタイプを聞いてくる女性の心理について考えてみたのである。
単純に考えるならば、どんな人がタイプなのか知りたいと思う場合は、その人に少なからず興味がある時ではないのだろうか。
例えばこれが飲み屋のお姉さんに聞かれたのならそれは話しのネタの1つとしてだろうが、時と場合によって意味合いが変わって来ると思っている。
まぁ、僕は恋愛アドバイザーでもなんでもなく、ただの婚活をしている男…それだけなので説得力にも欠けるのだが、それでも自分なりにいろいろ考えたりはするのだ。
り「私も短気な人は苦手です」
わ「穏やかに過ごせる相手が良いですね」
りささんが穏やかな人かどうかは分からないのだが、自分がどういう人を求めているのかを伝えるのは大切だと思っている。
もちろん現状りささんがそんな感じの人ではないと明確に判断出来ていたならば、おそらくは空気を読んで言わなかった可能性は高いのだが…。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、
(そろそろお開きかな)
というまさにその時、事件が起きた。
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