山頂に到着した頃には僕の身体はボロボロに…彼女は平気そうだし年上なのでそれを言い訳にする事も出来ず(5婚活目-384)

5婚活目・りささん

クタクタになりながらもどうにか山頂に到着…我ながら体力の無さには呆れてしまう。

女性と交際するのに体力はあまり必要ないかな…なんて思っていたりもしたが、それだと一緒に出来る事も限られてしまうし、考え方を改める必要がある。

これはもう歳が云々…という問題ではなく、僕の体力の無さが招いた結果であり、僕の方が年下なので、そういう言い訳も出来ない。

まぁ、これも慣れみたいなもので、何度も登山を続けている内に、体力も付くだろうし、疲れにくいコツも掴めて来るのだろう。

ただ、身体はボロボロになりながらも山頂に到着すると、その達成感は凄かった。

見下ろす景色も心なしか2倍増しくらいに見えて来るのだ。

しばらくの間、りささんと座って会話をしながらお弁当を食べたり、体力が回復して来たら辺りを散策したりもしたのである。

ただ、登って来た…という事は、来た道を下りなければならない…という事でもあり、登りよりも下りの方が楽とはいえ、足も痛くなっていたし、タクシーでも居れば乗って帰りたいくらいの気持ちだったが、有名な観光スポットならまだしも、こんな場所にタクシーが居るはずもなく、また歩いて下りなければならないのだ。

りささんに僕の体力が回復するまで少し待ってもらい、それからゆっくりと下りていったのである。

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