テニスをやっていた時から分かってはいたけど…圧倒的な体力差がある為に彼氏としては少し情けない(5婚活目-383)

5婚活目・りささん

近所の山ではあるが、山頂からの景色を眺めるのを1つの目的として、僕達は登山を始めた。

もちろん他人の山に勝手に登るのではなく、登山が許可…というか、普通に誰もが登っても良い山を選んでいる。

今回の山は初めて登る事になる訳だが、子供でも気軽に登れ…いや、もしかしたら僕の体力はある意味子供より無いかもしれないので、子供が簡単に登れるから僕も大丈夫…とは言えない。

事実、低い山にも関わらず、スタスタと歩いて行くりささんとは裏腹に、僕は平然を装いながらも内心は悲鳴をあげていたのだ。

以前から僕とりささんには圧倒的な体力差がある…というのは分かっていたが、改めて実感してしまうと、男としては少し情けない気もする。

多分そんな僕の様子に気付いていたのか、歩くペースを僕に合わせていてくれていたような気もした。

僕とりささんがやっていた婚活アプリに、歩幅を合わせて歩いてくれる人が好き…というサークルがあったが、僕はそのサークルのタイトルに同意していたし、実際に2人で歩く時はそうしよう…と思っていたものの、合わすのではなく合わされてしまったのだ。

まぁ、ここで言う歩幅を合わせる…という意味はあくまでも平地での事なので、登山の時は少し違う気もするが…。

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