りささんの家に到着…ご両親が何の仕事をしているのかは分からないが、一般的な家と比べて立派な感じだった。
り「ちょっとここで待っててね」
そう言いながらりささんは先に家の中へ…親を呼びに行ったのだろう。
この待ち時間…というのはとても緊張する。
いや、来る前からもちろん緊張はしているのだが、このドアが開けば始まる…と思えば尚更なのだ。
すぐにりささんが戻って来て、僕を中へと誘導…玄関にはりささんのお母さんが立っていた。
わ「おはようございます。はじめまして。わらびと言います。よろしくお願いします」
第一印象…というのはとても大切なものなので、失礼がないように、出来るだけ丁寧に挨拶をしたのである。
りささんのお母さんはとても優しそうな印象で…というか、実年齢は分からないが、とても若く見えた。
挨拶を済ませた後は奥へと通されリビングへ…そこにはテーブル席に座っていたお父さんの姿があった。
同じように挨拶をしてからご両親とりささん、そして僕の4人で面談が始まったのである。
お父さんは厳しそう…という見た目ではなかったが、真面目そうな雰囲気だった…が、もちろんそれはあくまでも見た目なので、話してみるまではどんな感じなのかは分からなかったのだ。
コメント