わらび

晩ご飯を食べた後は、僕の家に一緒に帰り、りささんはこのまま泊まる事になった。 家では特に何をする訳でもなく、テレビを見たり話しをしたり帰る途中にケーキ屋さんで買ったケーキを食べたりと、いつものように過ごしていたのである。 そし...

残念ながら釣りは終了してしまったが、だからといってこのまま帰る…というのはせっかく来たのにもったいない気がした。 なのでちょっと海辺を歩く事にしたのである。 まだまだ日中は暑い時期なので、海風に当たりながらでも散歩をするには少...

お寿司を食べてからは、一旦僕の家に行って夕方までのんびりと過ごしていた。 そんな時、ひょんな事から釣りに行ってみよう…という話しになり、竿は初心者用の竿を持っていたので、ルアーを釣具屋に買いに行く事にしたのだ。 行く釣り場で釣...

親との面談は順調に進み、結婚に関しての突っ込んだ話しはないものの、りささんにはまだ初めて会わせたばかりでもあるし、僕達２人の中でその時が来たらいつでも言いに来れるので無理に言う必要はなかった。 反対される事もなく…というか反対される...

りささんの両親と会ってから１週間が過ぎ、今度は僕の実家へ行く時がやって来た。 いつかはお互いの両親に紹介を…と考えてからの行動に移した訳だが、２週続けて…というのは、近場に住んでいるからこそ出来たのだろう。 僕は実家暮らしでは...

両親にりささんを会わせる前に実家へ行って打ち合わせ？をする事にした。 彼女がいる…という事は前に伝えてはおいたのだが、会わせるのは今回が初めてになるので、その前に僕が話しておく事にしたのだ。 話しておく…と言っても、当日の会話...

りささんの実家でお昼ご飯をご馳走になり、気付いた点がある。 それは以前から何回が食べた事があるりささんの手料理と共通している味付けだった…という事なのだ。 まぁそれは当然…と言えば当然であり、ずっとりささんが実家に居る…という...

いよいよりささんの家族との面談が始まった訳だが、少しだけあった僕の不安な気持ちとは裏腹に、歓迎ムードとなっていた。 お父さんは会話をしてみると、柔らかい物腰で、僕に気を遣ってくれているのか、とても話しやすい感じとなっていたのである。...

りささんの家に到着…ご両親が何の仕事をしているのかは分からないが、一般的な家と比べて立派な感じだった。 り「ちょっとここで待っててね」 そう言いながらりささんは先に家の中へ…親を呼びに行ったのだろう。 この待ち時間…とい...

りささんの両親と会う前日、持っていく手土産を購入し、全ての準備は整っていた。 覚悟を決めて…と言えば大袈裟だが、ここまで来たら頑張るしかないのである。 いろいろと考えながら過ごしていた時にりささんから連絡が入った。 おそ...