やっと到着…と言っても、道中は会話を存分に楽しんでいたので退屈…という訳でもなかったのだが、それでも長時間助手席に座る…という行為は若干の疲れはある。
まぁ、僕は座っていただけなので、運転するりささんに比べれば疲労は僕の比ではないが、運転ご苦労様…という意味でも、希望していたカフェではりささんに楽しんでもらいたいと思っていたし、当然支払いも僕がしようと決めていた。
そう意気込んで車から降りて改めてゆっくりとお店を見ると、外観から既に漂って来ていたメルヘンな感じに少したじろいでしまいそうになったのである。
(これは女性しか入れないお店なのでは?)
と思うようなお店であり、これから入ろうとしているお店は、例えは変かもしれないが例えるなら女性の下着売り場に入るくらい…いや、もちろん実際にそのような売り場に入った事も無ければこれからも入るつもりはないが、例えるならそんな感じだろうか。
わ「ここ僕入っても大丈夫なの?」
思わずりささんにそう尋ねてしまったが彼女は
り「大丈夫だよ(笑)入ろう」
と言って来たので、戸惑いながらも入店したのだ。
外観からしてそんな感じのお店なので、当然の事ながら中も似たような感じだった。
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